自分解放宣言

ちからを抜いて生きることにした

転職して1年経った今の心境

 

2020年9月1日付で新しい職場で働き始めて気付いたら1年たちました。(早すぎ)

 

新参者として新しいことの連続、同僚の顔と名前が一致しない、その場の動き方がわからない…という毎日はあっという間にすぎ、組織の年間サイクルが把握できたな…というところで今の心境を書いてみようと思います。

 

①勤務時間に関して

以前の職場は接客業ということもあり、シフト制でした。土日祝だからと言って休めるわけではなく、むしろ世間一般の人達が休むとき=書き入れ時でした。

今の会社は、残業は一切ありません。というか許可制な雰囲気です。なので、時間までに終わらせなければ…という気持ちになります。

ただ、人によるのでこれは完全に自分の性格のせいなのですが、始業5分前から始まる朝礼までに諸々の準備を終わらせたくて早めに出社してます。その分は勤務時間には入らないのですが、朝からバタバタしたくない気持ちの方が大きくて。

②人間関係

前職と現職比べたら圧倒的に今の方が人間関係はおだやかです。(キッパリ)

もちろん、何のゴタゴタも無いかと言われればそうではありませんが。多かれ少なかれ人間が集まればそりゃ合う合わないはあるだろう、と思っているので多少休憩室で耳にしても気にしません。たまに、余裕が無くてイライラしてるなあの人、はあるのですが前の職場ほどでは無いと思ったら大抵は気にしないでいられる。誰かがイライラして出す大きな音も、乱暴な物言いする人もいない。

前職にも尊敬する先輩はいて、今の私の働き方に大きな影響を与えていることは間違いありません。ただ、私が尊敬する方々は本当に自己犠牲的なところが周りより強くて、尊敬する一方で私にはあそこまでできないし辛い…という気持ちがありました。今の職場の方達は、組織に属しながらも自分のためのキャリア作りを楽しんでいる方がいて、休日は大学院の授業を受けていたりします。何より、仕事以外の人生を楽しんでいる感じが伝わってくるんですよね。

③給与

これはね、下がりました。まず、派遣社員のため昇給とボーナスがありません。あと、前職は残業ありきのシフトだったので基本給が今とそこまで変わらなくてもプラスが結構ありました。加えて、夜勤もある職種だったのと、人手不足しすぎててほぼ夜勤勤務のシフトだったので会社内でもプラスが多い部署だったと思います。

お互いが辞めた後も仲良くしてる子から、当時の給与事情を聞いてびっくりしたことがあります。

④メンタル、体力

今の方が断然、メンタルは穏やかで体力もあります。

前職の時は、寝てても夢の中でお客様に謝ったり無茶な要求に応えようと必死になってて起きたら既に疲れてる…とか、仕事が終わったらヘトヘトで速攻家に帰るし休みの日は1日寝て過ごすぐらい疲れ果ててました。

今思えば、鬱一歩手前じゃないか…ぐらいだったと思います。仕事が終わってもずっと人の声が聞こえてくる気がするんです。テレビの音はうるさいし、ひどい時は家電の音もうるさく感じて辛かったです。光も、いろんな物が眩しく感じて真っ暗な中でじっとしてたり、匂いも好きだったボディクリームやコスメが香りすぎて気持ち悪く感じてました。何より、自分が何したいかわからなくなったんですよね。何が好きなのか、何が食べたいのか、何を買いたいのか、お店に行っても見つけられないんです。

上記諸々は、辞めた後しばらく続いていました。仕事終わりにゆっくりする時間があること、きちんと休息が取れることは私にとって本当に大事なことなんだな、と身にしみて感じてます。

⑤将来性

「前職は正社員、今は派遣社員」の部分だけで見たら前職の方が、と思うかもしれませんがなんと私が辞めたすぐ後からの世界情勢の影響をもろに受ける業界だったため、前職を続けていたとしても不安はあったと思います。もちろん今も雇用期間に限りがあるので、数年後今の職場から正社員のお誘いを受けるかそれとも別の道を進むのか、いや進めるのか不安はあります。ただ、前職に比べれば「会社以外の世界」を見やすいので前ほど悲観的ではありません。なんとなく進みたい道も見えてきているので、後は自分が飛びこむだけです。

 

長々と書きましたが、総合して私は今の職場で働けてありがたや…と思う毎日です。